今日2回目の投稿です。昼間の1回目「この世に、くだらないものなんて、ないんだ
http://ok33554432.exblog.jp/21046961/」はただの本の紹介でした。本題はこっちです。
実はこの度そろばんを引退することにしました。4月からは大学の授業や部活、勉強時間との関係から、そろばん塾のバイトを辞めることはすでに決めていました。3月は色々と移り変わりの時期ですからよくありがちなことです。バイトは大学1年の9月からで、1年半お手伝いさせていただき、とても感謝しています。自分のそろばんの練習は大学に入ってからも細々とやっていました。しかし、練習量の減少から上達はもちろんのこと、現状維持すらできない状態で、はたしてこのままでいいのかと思っていました。中途半端になってて上達しないならきっぱりやめた方がいいと思い、今回決断しました。
年数を数えてみると、今までの人生の約7割そろばんをやっていたことになります。自分でもそんなに続くとは当時は思っていませんでした。数字好きの自分を見て、父親がそろばん塾に連れていってくれたことは前にも書きました。小学1年の5月のことです。まだ6歳4ヶ月でした。当時は家から近いそろばん塾に通っていて、市内の大会にもよく出ていました。正直言うとあまりレベルが高くなく、簡単に入賞できました。もちろん珠算人口がそんなに多くないのは確かですが、目立ってすごい人は大会に出てる人の中ではいなかったですね。
小学6年の12月に転機が訪れます。もうすぐ中学生ということでこの先どうしていくか親に問われました。このままそろばんを続けたいというのが自分の意見。親も反対しませんでした。でも、もっと上達したかったら塾を変えた方が良いと言われ、それにはとてもショックでした。確かに、自分の通っていた塾の人は上手い人が全然いなくて、常に自分が一番上でした。競争する同世代の人が1人もいなかったのです。そろばん1級に合格する人は滅多に出ないほどです(今では考えられません)。そういう状況を親も把握しており、今回の件を自分に提案したのです。
普段から通いなれてた塾からいきなり他の塾に行くなんて思ってもいなくて、最初に聞いたときは泣いてしまいました。それでも親の説明を聞いてなんとか考えを変えることができました。もっと上手になりたい、それを実現するために塾を変えてでも頑張るんだ、そう思った。入塾してから5年8ヶ月のことでした。そろばんの先生にはやめると言って、他の塾に行くとは伝えませんでした。一般的な「中学に入って部活や勉強が忙しくなるから」という理由で塾を去りました。
親が探した塾はなんと横浜市神奈川区。最寄り駅は子安駅だった。いままで歩いて15分だったのが今度は電車で1時間に変わった。小6の1月から今通っている「神林そろあん教室」に通い始めました。当時小6で一人で電車に乗って通っていたと思うと、よく行けたなと思う。
その塾は神奈川県の中では一番優秀な塾で、日本一の生徒を多数輩出しています。県大会でも優勝争いは塾の仲間同士の争いになります。環境がガラっと変わり入った当初は困惑しました。自分よりもできる人がたくさんいて、そのすごさにとても刺激されました。こんな最強な塾で自分がやっていけるのか心配でした。でもこの塾に通って指導してもらったおかげで今の自分がいます。こんなに上達できるとは思っていませんでした。両親はよく家から離れたこの塾を見つけたなと思う。元々は市内の大会に出てくる強い塾に通う予定でした。知っている人もいるしそっちの方がいいなあと当時は思っていました。いきなり遠くの誰も知り合いのいない塾に行きたいとは思わないでしょう。でもそこで遠くの塾を選んだことが今ではとても大きな転換点になっています。
思い返すといろんなことがありました。13年11ヶ月は自分にとっては長いとは感じないです。また明日以降ブログに思ったことを書きまくりたいと思います。
明日はアバカスサーキットの最後の本番になりました。有終の美を飾れるように(多分飾れませんが‥)ベストを尽くしたいです。